Googleカレンダーを印刷して持ち歩く、モレスキン風カバーを自作してみた。(後編)
前回、このブログで紹介した『Googleカレンダーを印刷して持ち歩く
A6サイズのモレスキン風カバー』略してロクスキン。
自分も欲しい、作ってみたいという方のために
私が自作した上での、ポイント的なものをここに公開しておきます。
モレスキンそっくりの、ソフトな手触りの合皮シートを手に入れた!
どうせ自作するのなら、より触りごこちのいいカバー素材を選びたいもの。
ネットで検索して、買って試作してみて、と迷走を繰り返しているうちに
> さわり心地・キメの細やかさ・・・もう完全にモレスキン(ノ∀`)
と紹介されている記事を見つけちゃいました。
紹介されていたのは、手芸ナカムラのソフト合皮生地 黒です。
これがもう、ほんとに本家モレスキンそっくりの肌ざわりの良さ。(^^)v
しかも、140cm幅×長さ1mあたり税別300円という安さです。
(送料が別途500円かかるので、注意してくださいね。(^_^;)
ちなみに楽天には、ぺらぺらだという感想も寄せられているのですが
今回の使いみちには、むしろぴったりですね。
というわけで、こちらを使うことに決定!しました。
モレスキンふう、ハードカバー表紙のつくりかた。
では。まずは私が使った、主な材料の紹介です。
![材料一覧](https://plusd.biz/wp/wp-content/uploads/2013/11/20131101a.jpg)
- ソフト合皮生地 黒
- イラストレーションボード(白/1mm厚/B4)
画材屋さんや大きな文房具屋さんで『ケントボードください』といえば
180円程度で手に入ります。
厚すぎると工作しづらいので、私は1mm厚を選びました。
あまり硬くなくてもいいという方は、100均で売っている色紙(しきし)で
代用してもいいでしょう。 - スプレーのり/ゴムひも/色画用紙・黒(内貼り用)
これらは100円ショップで買いました。
これらの材料を加工するときの寸法と作り方は
文庫本をハードカバー化されている方のサイトが、参考になりました。
ちなみに、私の型紙はこんな感じです。
入れたいものの厚さに合わせて、背表紙の厚さ(15mmの板の幅)を
調整してください。
![ロクスキンの型紙](https://plusd.biz/wp/wp-content/uploads/2013/11/20131101b.jpg)
合皮生地とケントボードをスプレーのりで貼り合わせて…と。
(木工用ボンドでも貼れますが、慣れないとでこぼこになったりします。
スプレーのりを使った方が、圧倒的にラクできれいです。)
![オモテを貼り終わったところ](https://plusd.biz/wp/wp-content/uploads/2013/11/20131101c.jpg)
角の丸い部分は、ケントボードの角を丸く切り
合皮生地を放射状に切って、細かく貼りつけました。
![角丸処理](https://plusd.biz/wp/wp-content/uploads/2013/11/20131101d.jpg)
ケントボードと合皮生地を貼り合わせたら、ゴムバンド用の切り込みを入れ
バンドを通したら、ボンドで接着します。
このときに、しおりのひもも貼りつけておきましょう。
しおりは、他の手帳からひっぺがして流用しました。
![ゴムバンドを接着しました](https://plusd.biz/wp/wp-content/uploads/2013/11/20131101e.jpg)
すべてを貼りつけたら、裏面から黒の色画用紙を貼り合わせて完成です。
向かって右側には、A6判のノートをセットするためのスリーブを付けました。
![ロクスキン完成](https://plusd.biz/wp/wp-content/uploads/2013/11/20131101f.jpg)
実は私、すでに3か月以上使っています。
実はしばらく使ってみて、不満なところがないか確かめてから
記事にしようと思っていたので、ブログに書くのが遅れてしまいました。
デジタルな手帳とアナログな手帳の究極のハイブリッド形として
Googleカレンダーを、手帳のように印刷して持ち歩きたい。
どうせならビンボーくさくなく、洗練されたお洒落な形で持ち歩きたい。
イイのが無いから自分で作っちゃえ、という思いから始まった
このA6手帳プロジェクトですが、読んでくださったみなさんの感想は
いかがでしょうか。
![合皮生地とロクスキン](https://plusd.biz/wp/wp-content/uploads/2013/11/20131101g.jpg)
私としては、このシステムをしばらく使ってみて
ようやく自分なりの完成形に出会えた気がしています。
これから手帳選びのシーズンですが
手帳の代わりに、Googleカレンダーを印刷して持ち歩くというのも
みなさんの選択肢のひとつになるかもしれませんね。
そういった方のために、この記事がちょっとでも、お役にたてれば幸いです。
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◆参考サイト
・林檎塾の日常 iPad miniが楽しみすぎるからケース作っちゃうぞ!
・AZ::Blog はんなり、あずき色。 文庫本をハードカバーに!