レザークラフト不要!A6サイズのシステム手帳をできるだけ簡単に自作する。
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前回の記事を公開してから、はや9ヶ月あまり。
ありがたいことに『A6 システム手帳』の検索ワードから
ご訪問くださる方が、とても増えてきましたので
あらためて作り方などをさらに詳しく、補足記事を書くことにしました。
なぜ、A6の手帳なのか?
A6サイズ(105×148mm)というのは、いわゆる文庫本の大きさ。
A4(210×297mm)の4分の1にあたるサイズですね。
A6版の魅力はずばり、この“よく使われている大きさ”という点にあります。
A4サイズの情報を4分の1サイズに縮小印刷すれば
難しいことを考えなくても、そのまま手帳にはさめちゃうんですね。
これぞ、“デジタルとも相性OK!”のシステム手帳。
普及サイズのシステム手帳にはない、定型書類サイズの魅力です。
「だったら、A4の半分のA5サイズでもいいんじゃね?」と
いう意見もあると思いますが、A5サイズではデカくてポケットに入りません。
ポケットに入れられて、しかも小さすぎないのでたくさん書ける、というA6は
プリントアウトしたデータも持ち歩きしやすい、自分の考える
手帳の理想サイズなんです。
このサイズの唯一のネックは、市販品がほんとに少ないこと。
特に自分は薄いA6システム手帳が欲しかったので、自作することにしました
と、いうわけです。
A6版システム手帳の材料/用意する道具。
- ミニ6穴システム手帳用バインダー金具 N127-6-8R10SR
パーツラボさんで購入しました。@300円+送料です。
私は薄いシステム手帳が欲しかったので、リング内径8mmを選びましたが
他にもサイズがありますので、好みに応じて選ぶといいでしょう。 - 文庫本サイズの、お好みのブックカバー
ブックカバーには、片方が差し込み式になっている
サイズ可変タイプもありますが、手帳の場合には両方固定する形の方が
安定性が良いのでおススメです。 - 書道用の下敷き
バインダー金具を取り付けて手帳の内貼りに。100円ショップで購入しました。
用意する道具
- カッターナイフ(カッターマットもあるといいですね)
- ラジオペンチ or プライヤー
- 両面テープ(書道用下敷きとバインダー金具を留めるのに使います)
A6サイズ システム手帳の作り方
- 書道用下敷きをブックカバーの大きさに合わせて切りましょう。
ブックカバーの内寸を測って、それにぴったり合うようにカッターで切ります。
私の場合は 232mm×150mmでした。
バインダ金具の取付穴も、金具をきちんと採寸して
カッターで切れ込みを入れておきます。 - 1.で切った書道用下敷きに、バインダ金具を取りつけます。
バインダ金具を安定させるために、図の位置に両面テープを貼りました。 ツメ側の金具(図下)とリング側の金具(図上)で、書道用下敷きを挟むように
固定しましょう。
取り付けたら、両サイドのツメをラジオペンチなどで曲げていきます。 - 金具両側のツメを曲げたら、バインダ金具の取付完了、です。
一度ツメを折ったらやり直しができませんので、くれぐれも注意してください。
ちなみに向かって左側には、下敷きの余りでポケットを作りました。 - あとは金具取付済みの書道用下敷きを、ブックカバーに差し込んで…と。
- これで、ついに完成!ですね。
おわりに。
さて。
作り方がだいたい、イメージできましたでしょうか。
当然ブックカバーの大きさや、バインダ金具のサイズによって
書道用下敷きの切り取り寸法が変わってきますので
そのへんは各自、アレンジして作ってみてくださいね。
この記事をお読みになって、「こんな手帳ができました!」という方
コメントをお寄せいただけると、嬉しいです。