持ち運びに便利なポケットサイズ!カード型ホワイトボードを作ってみた。
ホワイトボードがあると良いな、と思える場面といえば
- ひとに説明をするとき
- グループで打ち合わせをするとき
- 自分ひとりで考えを整理したいとき
などが考えられるでしょうか。
とはいっても。
外出先のテーブルで大きなホワイトボードを広げてというのは
まわりの人の目が気になったりして、持ち運ぶのも
なかなか難しかったりしますね。
そこで。
使う時には広げて、終わったらポケットにイン!
持ち運びがラクなカード型ホワイトボード”を自作してみました、と
いうのが今回のテーマです。
過去にはノートボードという商品が存在していた。
実はこのアイデアは100%オリジナルという訳ではなく、
過去には、海外の製品ですがNoteboard(ノートボード)という
カード状のホワイトボードをつなぎ合わせて一枚にしたものがあったりします。
ただ、残念なことに。
この商品をネットで調べても、テック系ニュースサイトGIGAZINEの2012年8月付の記事しか見つけられませんでした。
カード状のホワイトボードだけだったら自分でも作れそうなので、あらためて作ってみることにしました、というわけです。
カード型ホワイトボードを作ってみた。
とはいっても。
考え方そのものは超シンプルですから、作るのに
そんなに難しいところはありません。
100均で買えるものがほとんどですので、個人差はあるかもしれませんが
材料費は1,000円以内でじゅうぶん作れると思います。
用意したもの。
- プラバン(タミヤ)
(加工のしやすさを考えて、板厚0.3mmという薄い板を選びました。5枚入りで一袋600円ほどですが、たまたま近所の模型店さんでバラ売りしてもらったので、1枚130円ほどでした。) - ホワイトボードマーカー
(持ち運びやすさを重視して、パイロットの細字・小型マーカー(全長10cmほど)を使っています。) - ホワイトボード消し&収納袋
(どちらも100均で買いました。ちなみに収納袋には袋状のメガネケースを流用しています。)
カード一枚一枚のサイズに特にきまりはないので、好みでプラバンを一定の大きさに切っていきます。
ちなみに私のサイズは85mm×60mm。
これはトランプの国際基準サイズのひとつ、ブリッジサイズ(89×58mm)を参考に、B4サイズのプラバンから(横6×縦3枚の)18枚取れるように、考えた大きさです。
あとはケガ防止のために、各カードの四隅を爪切りで切り落としたらできあがり。
※めんどうだったら、この作業は省略しちゃってもいいでしょう。
はい。
使い終わったら袋に入れて持ち運べる“小さく持ち運べて大きく使える”ホワイトボードの完成、です。
いかがですか?
この形でしたらポケットに入れたり、バッグのすみっこに入れたりして
簡単に持ち運べますね。
しかも書いたり消したり並べ替えたりが自由自在。
ミーティングの席などで、特に威力を発揮するんじゃないかと。
作ってみたい、という方のために補足。
さて。
↑↑↑このような形で作って、自分でも実際に使ってみた
カード型のホワイトボードですが。
実際に使ってみたら、ボードの素材については以下のような
検討の余地があることに気づきました。
- プラバンを切る時、カード一枚一枚の大きさをぴったりそろえるのが難しい。
- 書いたあとにボード消しで消すとき、わずかだが消した跡が残ってしまう。
なので、ボードの素材については
- 100均で売られているホワイトボードシートを切って使う
- 名刺サイズの情報カードに手貼りのラミネートを貼って使う
のどちらかの方が、ホワイトボードの品質とか
サイズを揃える手間から考えると、優れているようにも思えますね。
(どちらも100均で買えます)
他にも自分では探しきれませんでしたが、
カードゲームの開発に使われる白紙のカード(blank card)などの中にも、
あらためて探してみれば
ホワイトボードマーカーで書いたり消したりできる商品が
まだまだ見つかるかもしれません。
もし今回の記事で興味を持った方がいらっしゃいましたら
また探してみてくださいね。