真田紐でスマホストラップを自作してみた。
真田紐(さなだひも)を買いました。
先日。
ご当地イベント 家康楽市 IN 浜松出世城 の会場で買った、
ぬくもり工房さんの真田紐(さなだひも)。
いくつか種類があるのですが、その中から私は
3分幅(さんぶはば)の2トーンカラー、紺黄紺を買いました。
ちなみに真田紐とは、広辞苑によると
さなだ – ひも【真田紐】
平たく組んだ木綿紐。真田昌幸が刀の柄を巻くのに用いたところからの名という。真田打ち。さなだ。
とのこと。
『特徴は伸びにくく丈夫なので重いものを吊ったり、
しっかりと物を縛る事に使う』とウィキペディアにも載っていますから
古くから、茶道具の箱や刀・鎧兜、帯締めや帯留めなど
さまざまなところで使われてきた、歴史の古い紐のようです。
“真田昌幸が…”なんて聞くと、なんだかわくわくしちゃいますね。
正直なところ。
とりあえず使いみちも考えずに衝動買いした真田紐なのですが(^_^;)
スマホストラップにしている方もいらっしゃると聞いたので
今回、自作してみることにしました。
まずは真田紐の端の処理から。
さて。ストラップづくりにかかる前に、まずは真田紐の端の処理から。
切りっぱなしで使えなくもないですが、切った端をきちんと処理した方が
見栄えも良いし、ほつれ防止にもなって長持ちするようです。
ちなみに私は、ぬくもり工房さんのサイトに
載っていたやり方を参考にしました。
1.まず緯糸(ぬきいと・よこいと)をほぐして引っ張ったら…
2.2本に分けて、房状になった経糸(たていと)の根元で縛り
3.余った糸を切り落としたらはい、OKです。
真田紐スマホストラップの製作 -材料編-
今回、真田紐でスマホストラップを自作するにあたり
私はこんな材料を用意しました。
真田紐はもちろんなのですが、松葉紐(ストラップ穴に通す細い紐)と接着剤
そしてナイロン紐の端を焼いて処理するためのライター
あとは切れ味の良い手芸用のはさみがあると、ベターですね。
接着剤は瞬間接着剤ではなく、接着強度と取扱いのしやすさを考えて
2液混合タイプの強力接着剤を使いました。
ちなみに今回購入した松葉紐は、太さ0.8mmのナイロン紐(茶色)です。
真田紐(1m)が261円、ナイロン紐(5m)が408円(どちらも送料・税込)でしたから
かかった費用としては、700円~800円程度といったところでしょうか。
いざ。真田紐スマホストラップの自作へ。
さて、前置きが長くなってしまいましたが
いよいよ真田紐スマホストラップ、自作の工程を紹介していきましょう。
1.まず真田紐の片端に、松葉用のナイロン紐を逆方向に接着します。
※片方の端にだけ留めるということ、そして松葉はあとで折り返しますので
逆向きに付ける点に注意してください。接着は仮留め程度でOKです。
2.松葉紐とは別のナイロン紐を真田紐にくるくると巻きつけて、
真田紐と松葉紐を固定していきます。
途中に、接着剤で何箇所か仮留めをしていくとよいでしょう。
3.松葉を逆方向に折り返してから、真田紐のもうひとつの端を折りたたんで重ね
その上から、真田紐の切り口方向に向けて固定用の紐を折り返し
さらに強く巻きつけていきます。
やはりこの工程でも、ところどころで接着剤を付けていくのを忘れずに。
4.端まで巻いたら接着剤で固定し、余分なナイロン紐を切り落としたら完成です。
切り落とした端の部分も、きちんとほつれ止めしておきましょう。
はい。金属部品などを使っていないので、スマホに傷をつけにくい
真田紐ストラップが、出来上がりました。
ちなみに今回の作り方は、IT系ライター スタパ齋藤さんの
こちら↓↓↓の記事を参考にしました。
・ 端末を傷付けにくいストラップを自作 – ケータイ Watch
おかげさまでイイ感じのヤツが作れました。この場を借りて感謝申し上げます。
<(_ _)>
おわりに。
ワタシ的には。
スマホのストラップは指3本通る程度の長さが好み、だの
ストラップ穴を通る細い紐の部分はできるだけ短い方が好み、だのと
いろいろとめんどくさいコダワリがあるワケなのですが
こうして自作してしまえば、自分の細かな好みにジャストフィットした
オンリーワンなスマホストラップができちゃいます。
実は今回、私は作ってからすでに4週間ほど使っており
強度的にも全然問題ないかと思うのですが、特に接着剤を使う部分とかは
ケチってしまうと、途中で抜けてしまう可能性とかもありますね。
みなさんが自作される際には、強度チェックはどうか怠りなく。
そのへんは自己責任で、ということでどうぞよろしくお願いしますね。